洗えるペットシーツ(室内犬のための)

ペットショップなどで仔犬を見て、その愛くるしい姿にほだされて心が動く方も多いと思います。

そしていざ決断して、生後45~90日頃の仔犬との生活が始まるや否や、一番頭を抱えるのがトイレのしつけでしょう。イヌは生後3か月を過ぎるまではなかなかしつけがしにくいので、家の中の排泄物処理に大わらわとなります。

特に大型犬の仔犬は思った以上に水をよく飲むので、オシッコはあちこちに。ペットシーツがいくらあっても足りません。

そこでご紹介しておきたいのが写真の洗えるシートマットです。今回は大型犬用に紹介しておりますが、小型犬なら更に申し分なくその機能を発揮してくれることでしょう。

洗えるシートマット

ロールタイプ(50cm×10m)です。

ご自宅に今使っているのとは別に古い洗濯機があれば、それをフル活用してください。ペットシーツ代の大幅な節約になること間違いなしです。

ロールタイプなので好みの大きさに切れます。大型犬のトイレですとたたみ一畳分ぐらいが適当と思われますが、それですと基本的には約90cmぐらいでカットして 3枚敷くだけ。裏面は比較的滑りにくい材質になっているけど、細かい設置は個々の飼い主様が決めていただければよいでしょう。

    • 耐久性ですが、最低でも20回洗濯してもまだまだ使える優れものです。劣化はしてくるけど、私は50回洗ってもまだ使っています。ただ、洗濯はハイターなどの漂白剤は混ぜないでください。劣化が早く進みますので。それと洗濯洗剤は、ひとの赤ちゃんのおむつなどを洗うときに使うもの、おすすめは “arau.ベビー洗濯石鹸” で、私はペット関係のものはすべてこれで洗うようにしています。


なお、このシートマットは市販はしておらず、いまのところネット販売もしていません。必要な方は、直接当院に問い合わせていただきたいと思います。

このシートマットの利点を列記しておきます。

① ペットシーツ代の節約で大変経済的。

② 毎日の多量のよごれたペットシーツの廃棄から解放されるということ。

③ 三つめは少し不思議なのですが、仔犬というのは2~3歳ぐらいになるまではよくそのへんのものをかんでバラバラにするという習性があって、当然のことながらペットシーツだとしばらく目を離したすきにバラバラ、という光景を何回も経験している方も多いと思います。ところがこのシートマットは、必ずとは言えないけれど、なぜかいたずらの対象に非常になりにくい、これは経験上ですが、これらのことから是非試してみることをおすすめいたします。